レーティングについて


旧JCA rating はそのまま採用

  • 旧JCA会員でNCS大会初参加の会員は JCA 最終発表rating をそのまま採用します。
  • 計算法は簡易的なFIDEの方法です。

新 rating の特徴

  • 原則として毎月20日〆切で、1日前後に更新します。
  • 800の下限を撤廃します。
  • 確定仮定は新組織で特に区別しません。記録やタイトル授与などの場合のみ18局以上のratingを採用します。18局未満の者は、K=40とします。

レーティングとは

rating(レーティング)とは、チェス・プレーヤーの実力を統計学によって用いて数値化したシステムです。自身もチェス・プレーヤーだったArpad Elo(アルパッド・イーロ博士)によって考案され、1960年にUSCF(全米チェス連盟)で用いられて成功し、1970年からFIDE(世界チェス連盟)で採用され、世界中に普及しました。

勝率では強い対戦相手に40%の人と、弱い対戦相手に60%の人と比べると60%の人が強いことになります。プレーヤーの実力を勝率で表すことは一般的ですが、これは実態を反映しません。しかし、Elo ratingならば、統計学上、二人のレーティング差が0で勝率50%を期待できます。また、100点上のプレーヤーなら約64%の勝率、200点上なら約76%の勝率となります。このようにレーティングはプレーヤーの実力をより確かに評価できる数値です。

現在、レーティングのシステムは 世界チェス界だけでなく、将棋や、他のゲーム、あるいはスポーツ競技にも広く採用され、その優秀性を証明しています。

新レーティングについて

日本国内では JCA が日本独自の方法でレーティングを算出し、2か月更新をしていましたが、2019年2月からは、新組織のrating が国内のレーティングになります。新しいレーティングは試合結果をほとんど FIDE と同じ方法で計算し、毎月更新する予定です。(FIDE rating regulations 、 新国内rating regulations 参照)当面、JCA rating の数値はそのまま引き継ぎます。(後で調整が必要かもしれません)

新組織に入会し、 公式戦に参加してください。参加すれば 新国内rating を得ることができます。その増減がチェスを続ける励みになることでしょう。

世界で一番権威をもつチェスのレーティングは FIDE rating です。私達はFIDE rating 取得を奨励します。できれば FIDE 公式戦にも参加し、FIDE rating を得てください。

結果報告の仕方

テンプレートをダウンロードし、そちらを使用して提出してください。

Rating報告用テンプレート

報告の送信先

結果は、info@japanchess.org 「レーティング担当者」あてにメールしてください。


NCSレーティング規程

  1. NCSレーティングの目的
  1. NCSレーティング(以下Rating)は、国内で行われたラピッド、スタンダードのNCS公式戦において、NCS会員の成績を適切に数値化し、実力向上の指標とする。
  2. FIDE公式戦以外のNCS公式戦において、スタート順位を適切に決めるために用いる。
  1. NCSレーティングの計算
  1. 毎月20日までの報告を計算し、翌月1日に発表することを原則とする。
  2. おおよそFIDEと同様の計算をするが、Ratingの下限は0とする(FIDEの下限は1000FIDEの計算方法については、4. 計算方法を参照)。
  3. Ratingを持たないプレーヤーをURと呼ぶ。URRatingNCS公式戦を4局以上のものを計算対象とし、FIDECalculatorで算定する。(FIDEの規定にないが)全敗の場合は仮に1000とする。
  4. 初参加者がJCA RatingFIDE RatingまたはNCS以外のFIDE承認団体のRatingをもつ場合、それをNCS Ratingとみなす。ただし本人の同意を得てJCA ratingを引き継がない場合がある。
  1. 大会結果報告
  1. NCS公認大会(集会)報告は、必ず次のa, b, c を備えて報告すること。
    a) 実施大会(集会)名称、日時、場所、TD
    b)
    参加者表(NCS_ID,ローマ字氏名)
    c)
    試合結果(白番氏名、結果 、黒番氏名)

    ・最終順位はできるだけ添付すること(地区選手権は添付必須)。
    ・報告にはできる限り報告用テンプレートを使用する。報告用テンプレートはNCS公式ホームページからダウンロードして使用すること。
    ・氏名はすべて姓・名の順であることに注意し、IDのあるものは必ずIDを記載すること。大会終了後7日以内に、TDregistration@japanchess.orgNCS Rating担当まで報告をメールする(手書き郵送も認める)こと。(1)の要件を欠く場合、報告を受理しない場合がある。

  2. 報告がない、あるいは報告を受理できない大会はRating計算をせず無効とする。

  3. Swiss-managerで行った大会(集会)についてはアップされたURLをメールすることで報告の代用ができる。

  1. 計算方法
  1. 計算は1局ごとに、c = (R – PD) * K の値をRatingに加えることで行う。
  2. Rは試合結果であり、勝ちの場合は1、引き分けの場合は0.5、負けの場合は0として計算する。
  3. Kは変動の最大範囲を決める係数である。通常はK=20とする。18局未満と18歳未満はK=40Rating 2400以上はK=10とする。(FIDEにないが)Rating 1000未満の者はすべてK=40とする。
  4. PDは期待できる勝率を表し、互いのRating差より下表のHまたはLから与えられる。ただし、400差以上はすべて400差として計算する(FIDEと同じ)。
  5. 上記計算で得られたRatingは最後に小数第1位を四捨五入して整数に直して発表する。
  6. 相手がURの場合、あるいは不戦勝・不戦敗の試合結果は、算入しない。

FIDE rating regulationsより)

  1. その他
  1. この規定にかかれていないことについては、FIDE rating regulationsに従う。
  2. 18局未満のRatingは、仮定の値であり、記録、あるいはタイトル認定に使用しない。
  3. NCS rating担当者は、ミスがあればすぐに対応しなければならない。
  4. NCS rating担当者は、バランス調整などNCS全体の利益に資する場合、NCS役員会の承認をもって、事前に会員に周知したのちに適切な調整ができる。
  5. 改訂
    2019
    25JCFレーティング規定発行
    2019
    511日改訂(61日から施行)


参考:FIDE レーティング規程より

FIDE 8.5.6  Kはレーティング係数(development coefficient)という
K=40 :少なくとも30ゲームが終わるまで(NCSは18ゲーム)
K=20 :確定レーティングが2400を超えたことがない
K=10 :確定レーティングが2400以上になったことがある
K=40 :確定レーティングが2300以下の18歳の誕生日まで

FIDEレーティング規程(2017年7月版の日本語訳)PDFを近日リンク