2022年以降チェスオリンピアード日本代表選手選考基準

1.選考条件

選考対象となる選手は次の条件を満たすものとする。

(1) NCSの正会員である
(2) 海外からFIDE国籍を日本に移籍した者においては日本チェス国籍を取ってから 2年以上経過している(代表を決定するオリンピアード開催年の5月15日の2年前に日本FIDE国籍を取っている)
(3) 過去1年間Aレベル大会*を含むNCSスタンダード公式大会に 3回以上出場*している(但し全日本ラピッドチェス選手権は対象の大会に含める)
(4) 過去1年間FIDEスタンダード公式大会に 3回以上出場*している(国内外問わず)

*注1)Aレベル大会:全日本選手権、全日本女子選手権、ジャパンオープンの3大会
*注2)過去1年間とは、オリンピアード開催年の前年3月以降の1年間とする
*注3)出場とは、その大会で入賞可能な試合数以上のプレーを意味する

2.    選考基準

選考条件を満たした選手から次の基準でオリンピアード日本代表(以下代表)内定者を選出する。代表はオープン5名、女子5名を選出する。

(1)  過去2年間の全日本チェス選手権チャンピオン2名。過去2年間の全日本女子チェス選手権チャンピオン2名(同一人物の場合は1名。2022年開催の大会は2020年と2021年のチャンピオンを意味する)

(2)  FIDE:NCS=7:3 のraitng合計順に上から計5名ずつになるまで繰り下がる  (raitng は『5月発表レーティングリスト』のものを用いる)

3.   理事会

 NCS理事会は以上の内定者をオープンと女子の5名ずつ選出しておき、代表にふさわしいかどうかを審議し、オリンピアード開催年の5月15日までに上記条件と基準に沿い、代表を決定する。ボード順については、日本代表コーチ陣に一任とする。なおオリンピアード開催時期により選考時期、及び条件の変更の可能性もあり得る。

2019年12月30日