大会における電子機器持込禁止ルールの一部緩和の件

日本チェス連盟主催の全ての大会においては、FIDEのアンチ・チーティングのルールに則って、全ての電子機器は電源を切ってカバン等にしまうこととしています。

しかし、選手の職業・役職によって、緊急連絡の為に携帯電話等を常時携行する必要のある場合や、健康上の理由によって電子機器を身に着ける必要のある場合等を想定し、FIDE戦以外の大会に限り、主催者の事前了解を前提に対局中の所持を認めることとします。

上記に伴い、大会要項の記載を以下の通り変更することとし、今後発表する大会要項から適用します。

 

携帯電話、タブレット、スマートウォッチ等の電子機器類は、試合のとき完全に電源を切り、カバンなどにしまうこと。それらは試合中、身に着けてはならず、カバンに入れて会場の外へ持ち出すことも禁止する。このルールは電子機器類の電源が入っているかどうかによらず適用され、違反したプレーヤーは不戦敗ではなく、ただちに負けとなる。また、見学者及び試合を終えたプレーヤーに対しても、会場内でのスマートフォンなどあらゆる通信機器類の使用を禁止する。ただし、やむを得ない事情から携帯電話等の電子機器を対局中も所持しなければならない場合は、参加申込の際に japanchess.info@gmail.com宛に、理由を添えてメールで申請を行うこと。事情を勘案し主催者が承認した場合に限り、所持を許可する。