全日本チェス選手権2026 シード選考基準

下記の通り『全日本チェス選手権2026』のシード選考基準を公開します。2025年度からの変更点は次の2点です。

  1. シード権獲得者を日本チェス国籍の者に限定する(新設)
  2. 地区予選において
    1. シード数算出の際に端数切り捨てとする(従来は切り上げ)
    2. 「地元枠」は予選の開催地域を問わず、上記シード数の中の一つを割り当てられるものとする
      (従来は関東地区以外の予選において、上記シード数に加えて1名に地元枠を割り当てられる形)

 

全日本選手権地区予選2026シード基準

全日本チェス選手権2026のシード選手として以下の者を選考する。

 

  1. 全日本チェス選手権2025の上位5名と、女子、ジュニア、シニア上位各1名
  2. 全日本ラピッドチェス選手権2025の上位1名
  3. ジャパンチェスクラシック2025上位5名
  4. 全日本女子チェス選手権2025の上位2名
  5. 全日本シニアチェス選手権2025の上位2名
  6. ジャパンオープン2025上位5名
  7. チェスオリンピアード2024日本代表10名およびチェスオリンピアード2026日本代表内定者10名
  8. 2026年1月発表の国内レーティングの上位20名
    (ただし、上記AからGで既に選考された者を除き、アクティブ・プレーヤー(注1)のみを対象とする
  9. 地区予選2026において参加8名(既にシード権取得済の選手も含める)につき1名(端数切り捨て)の上位者
    ※関東地区以外については、参加6名につき1名とする
    ※辞退者が発生した場合にも繰り下げは行わない
    ※上記シード権の中の一つを地元枠(注2)の参加者に与えることができる
  10. 全日本学生チェス選手権2026上位2名
  11. 全日本ユースチェス選手権2026のU18, U16, U14のカテゴリーの上位各1名(勝率50%以上の者)

 

注釈

注1 アクティブ・プレーヤーとは過去2年間(2024年1月~2025年12月)で国内スタンダード・レーティングを4回以上更新した者とする

注2 地元枠とは各地区予選主催者が地区代表にふさわしいと認めた者とする