チェスを題材にした映画が、8 月 14 日(金)にヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開決定!
少年とお父さんは、母国バングラディシュを追われ、家族を残してフランスのパリに逃れます。お父さんは仕事を見つけ、少年はチェスの世界チャンピオンになることを夢見ます。少年が出会ったのはチェスのトップコーチであるシルヴァンでした。チェス教室の仲間と共にチェスを学ぶ毎日に、少年は希望を見つけます。
しかし、現実は厳しい。家族を呼び寄せるどころか、お父さんに仕事は見つからず、少年もチェスで思った成果が出ない。間もなくふたりは住む所さえなくなり・・・
こんな状況の下でこの少年が起こした奇跡は、それが実話だと信じられないくらいです。難民問題、チェスが日常の世界、どれも日本の観客に馴染みがなく、正直、どれほど受け入れられるかと心配です。それでもこれは現実なのです。
その中でフランスが見せるフトコロの深さに圧倒されるでしょう。日本に例えれば、柔道を習いに来た難民の子に柔道を教え、国籍を与え、大会優勝の機会を与えるようなもの・・・
映画業界は、コロナウイルスで大きな打撃を受けました。収入ゼロの時期を乗り越え、会場の消毒から仕事を再開しています。NCSは字幕監修でこの映画に協力しました。できればチケット購入し、是非映画館でご覧になっていただきたいと思っています!
(写真は許可を得て掲載)
本国フランスで感動の渦を巻き起こし、FIFF 2019 ナミュール国際フランコフォニー映画祭 ジュニア審査員賞・2020ニューヨーク国際児童映画祭 長編作品(Grown-ups award)賞を受賞。
( 以上 NCSレターNo.16 山田明弘の記事引用 )
映画の公式サイト
8月14日から全国の映画館で公開
是非トレーラー(広告用映画)をご覧ください
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